オリジナル版DATA
メーカー：光栄（現コーエーテクモゲームズ）
ジャンル：シミュレーション
発売：1989年12月
概要
初代『三國志』の基本的なシステムは引き継ぎつつ、多くの新しい要素を取り入れた意欲作。シリーズで一番と評価するユーザーも多く、特に外交、戦争が大幅にパワーアップした印象。
外交の際は実際に使者が馬でパカパカと走るのだが、それはビジュアル面の強化だけではなく、「もしかしたらあの2勢力は同盟を組んだかもしれない」など予測がついたりするし、自国に使者が通って捕らえられれば書簡を見ることも可能、書簡を奪ったりあえてそのまま届けさせたり、実際に走ることによってさまざまな戦略を考えながらプレイしなければならない。戦争では攻撃側が5部隊しか出撃できないのに対し、守備側は10部隊だせるので、他勢力に援軍をあらかじめ頼んでおいたり、ここでも事前の外交が大事になってくる。また、シリーズの定番機能「新武将」もこの『Ⅱ』から採用。まだ君主だけしか作れないが、オリジナル武将で三國志の世界で暴れまわることができるのは魅力的。
スマホ版はタッチ操作が快適で、画面レイアウトもスッキリして非常に見やすいので遊びやすい。しかし、シナリオが少なく、馬のスピードも調整できないので満足しないかつてのユーザーも多そう。
